「うはw武器など…2本の腕があれば十分www」
「ちょwwwww身動き不能wwwwwww」
「動く時は足使ってもセフセフw」
「こちらドール1(水銀燈)。予定を変更し、テストモードから乳酸菌モードに切り換える」
「にゅ、乳酸菌モード…!?少佐、戦闘は許可出来ないのだわ!」
「おふくろ、俺さ…働くのやめようと思ってるんだ」
「…お母さんは反対よ」
テンザンは言った、彼女だと、おふくろによると花嫁候補で、ブリットに至っては乳神扱いだ。
でも俺にとってはどうなのか?クスハ・ミズハの存在を俺はどう認識しているのか?
クスハはクスハであってクスハでしかない。なんてトートロジーで誤魔化すつもりは無い。無いが!!
決定的な回答を俺は持ち合わせてなどいない。そうだろ?
秋葉原で一緒にいる幼馴染を指して、
そいつはお前にとって何なのか?と問われて何と答えりゃいいんだ?
いや、すまん。これも誤魔化しだな。俺にとって、クスハはただの幼馴染じゃない。
もちろん彼女でも、花嫁候補でも、ましてや乳神様でもない。
あるはずが無い!!
「俺、実はスーパーロボット萌えなんだ」
「何時だったか、お前のおっぱいミサイルは反則的なまでに似合っていたぞ」
「組織の一員として、歯車に徹する気がなければ、パーソナルトルーパーから降りろ」
「その台詞、幼馴染みが照れ隠しで怒ってる感じで頼む」
「…イングラム少佐ッ! 君の意見を聞こうッ!」
「あの人型機動兵器は、F-32ないし同系列の戦闘機をベースにした物だと思います」
「そういうわけじゃねえ。でも何でもいいってわけでもねえんだ」
「じゃ、他に好きなのは?」
「リアル系のロボットだろ。後、戦闘機とか戦車、ヘリコプター、戦艦、潜水艦、怪獣、怪人、
魔法少女、ローゼンメイデン、冥王、エアーマン、覇王翔吼券、波動球…」
(なんでも良いってレベルじゃ…)
「そして、臨時ヴォーカルが私(カイ)。
ジェットマグナムはほとんど担いでるだけなんだけど、ゲシュペンストパンチの代わりがつとまってるか自信ないわ。
はじめて機体見てから戦闘まで1ターンしかなかったから、ぶっつけなの。
時間がなくて1曲しか用意出来なかったからこれがラスト。
物足りないかも知れないけど、みんな思いっきり演奏するから聴いてね。
じゃあ行きます。
『RUSHING DANDY』」
「じゃ、聞くけど…あんたは何のために戦ってんの?」
「…絆だから」
「絆…?」
「そう…絆…」
「誰との?」
「スーパーロボットとの」
「お、お前…わかってんのか!? 10回に9回は死ぬってことなんだぞ!?」
「フッ…死亡確率の高い作戦こそ、今の俺には相応しい」
「確か、最深度は1万メートルに近かったはずだ。さしものハガネもそこまで行けば圧壊するかもなあ」
「そんなことアッガイ…なんちゃって」
「ふ〜ん…。ところで、あんた…あの子のことが好きなんでしょ?」
「え?そ、そんなことないです…」
「で、どうなの?」
「どうなのって…別に何も。リュウセイ君は女の子に興味がないみたいで…」
「むしろ、ノンケだって構わず食っちまう男なんだぜ」
「我が妻と娘に対する最初の手向けとなるのは…お前だ!」
そんなわけで、
「あ、少佐…あの子の服装、どうでした?」
「嫌いでは…ないな」
(私も着てみようかな、あの手の服装)
(でも…似合わないわよね、きっと)
「やめてよね。本気で撃ち合ったら、砲台が僕にかなうはず無いだろ」
そんなわけでスパロボ的にも歴史的シーンであるサイバスターのサイフラッシュお目見えの回。
「『お前に質問する…』『お前にとっての』『格好悪いロボット』とは何だい?」
「…『ヴァルシオーネ』、『天竜神』、『フェイ・イェン』。です」
「……」
「汗をかかないね」
「よし信じよう…。質問は以上だ、邪魔したな。リュウセイ・ダテ」
「……」
「?」
「なっ!?」
(何だ…これは!? て…『手』は握っていたのに…!!)
「『ヴァルシオーネのフィギュア』だぜ…
汗をかいたな…」
ベロンッ
「この味は!…ウソをついている『味』だぜ…リュウセイ・ダテ」
「あの…マサキ君」
「!!」
「…今度は口に合うようにオレンジジュースを、混ぜてみたんだけど…」
「オレンジ!? 色が変わってねえぞ! 全力でパス! サイバスターの整備があるからパス!」
「そうだ…良かったら、これを飲んで頂けませんか?」
「何だ?」
「私が作った栄養ドリンクなんですけど…」
「…では、もらおうか」
「……」
「ど、どうですか? お味の方は…」
「む……?」
(や、やっぱり…?)
「……悪くは…ないな」
「ラトゥーニ、パターンデータを転送してくれてありがとよ。おかげで助かったぜ」
「お礼ならいい、テンザン・ナカジマの異常動作はあっちの責任。不手際…」
「……」
「やっぱり…眼鏡は無い方がいいぞ」
「……」
「貴様のようなのがいるから、戦いは終わらないんだ!消えろ!」
「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ!そんなこと言えるのかよ!!
俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」
「僕は…人殺しじゃない!」
「いいから、あんたはリュウセイの所へおにぎりを持って行きなよ」
「え…?」
「それも目的の一つだったんでしょ?」
「そ、そんなことありません!」
「…そこまで力一杯否定すると、かえって怪しいわよ?」
「ラトゥーニ、あんたは行かなくていいの?」
「……別にいいわ…」
「ふ〜ん…」(何だか別の意味で、ちょっと面白くなって来たかも…)
「ね、リュウセイ君…」
「ん? おにぎりなら、ちゃんと食ってるよ」
「…そうじゃなくて…」
「…今度の作戦…必ず生きて帰って来てね」
「当たり前だ。俺がそう簡単に死ぬかっつーの」
「…それで…もし、この戦争が終わったら……」
「…わかってるよ。俺が艦長や教官にキッチリと話を付けて、お前をこの艦から降ろしてやる」
「よし、チェック終了。おにぎり、ありがとな。うまかったぜ」
「あ……」
(…リュウセイ君、私のこと、どう思ってるの…?)
(…やっぱり、ただの友達だよね………)
「…どうやら、他の実験体と違って…心ある者に拾われたらしいのう」
「それで、少しは人間味を取り戻したか?」
「あんた、どの面下げてそんなことをっ!!」
「何じゃ、ワシの顔に文句でもあるのか? ん?」
「笑わせるでない。お前の行動パターン、欠点、クセ、スリーサイズ、勝負パンツ、勝負メガネ、
…全てお見通しじゃ」
「トロニウム・バスターキャノン、発射10秒前! 最終安全装置、解除!」
「8…7…6…!」
「ターゲット最終固定! 総員、対衝撃・閃光防御!」
「4…3…2…!」
「チャージなどさせるか!!」
「…あなたはご存じないでしょうが…僕はかつてエクセル・ガールズをやっていた者です。でも…」
「…小林由美子よ、お前の判断は間違っておらん」
「! 僕の名前を…!?」
「…リューネよ…我が娘よ…。お前のタンクトップを見れぬのは心残りだ…」
でした。
「…すまんが、エイタ…。艦長がここへ来るまで…お前に…指揮を任せる…ぞ」
「え、ええっ!?」
「た、頼む…。う…うっぷ…だ、駄目だ…吐き気と目まいが…」
「わ、わかりました。艦長が来るまでの指揮は任せて下さい!
前からこういうのを一度やってみたかったんです!!
あ、あ〜。ゴホ、ゴホン。テス、テス、テス。よ〜し…
緊急事態発生!PT各機、スクランブル!!司令部より各機へ!
全力を挙げてバグスを見逃せ!」
「爺…不届き者の狙いは、この私…そうではございませんか?」
「そ、それは…」
「ならば…退けません。
ここはそんなことが出来る場面じゃない。
あきらめる方向には進めない。そう、ここは抗う場面です」
「じゃあ、私が国に帰るまではその格好でいてくださいませね」
「え?」
「あなたにはそちらの方が似合っていますもの。
あと、眼鏡も駄目よ。巨乳になるのもダメ。マヨラーとか、昔の男にあったら凶暴化する体質とか、2重人格とかもダメ。
いかがわしく見えてしまいますから。
(…この服はいかがわしくないのかしら…)
「ただの量産機には興味ありません。この中で、
赤いパーソナルトルーパー、赤いアーマードモジュール、赤い戦艦、
赤いAI1、赤い修羅神、赤いグレート雷門が居たら私の所に来なさい。以上」
「それに、あたしも異星人と戦うつもりで木星から帰って来たし…。
どう? あたしもハガネに乗せてくれないかな?」
「おいおい、強引な奴だな」
「イングラム少佐…どうします?」
「いいだろう。今は少しでも戦力が欲しい時だからな。艦長には俺の方から話しておく」
( 計 算 通 り … !)
「アードラーの依頼どおり、シャイン王女の身柄を確保した」
「グッド! これで例のお宝は頂きだな」
「…トーマス・プラット少佐だったな? 上官に対しては敬語を使ってもらおうか」
「しかし、自分達の共通の敵はエアロゲイターのはずです!! 今こそ力を合わせて…」
「問答無用ッ! 己の信ずる道があるならば、己の力で押し通ってみせろ!!」
「少佐! エルザム様も…いえ、エルザム少佐もあなたと同じお考えだと言うのですか!?」
「問答無用! 己の道を見出したのなら…立ち塞がる敵は全て倒せ!」
「構わん。強制リンクを続けるのじゃ」
「…わかっておるのか、王女? ワシらの言うことに従わねば…侍従が死ぬぞ?」
「強情じゃのう。ラトゥーニ・スゥボータと同じじゃ。ヒッヒッヒ…ならば、同様の手を使うしかないのう」
「王女の調整は時間をかけてゆっくりとやる。ゆっくりと、な。フヒヒヒ…」
「強情じゃのう。さすがディフェンスに定評のあるラッセルじゃ」
「黙れ!!
そして、聞け!
我が名はゼンガー! ゼンガー・ゾンボルト!!
今は軍辞めて、ただのプー(フリーター)なり!!」
「ガドル・ヴァイクル!」
とか期待したのですが、さすがになかった第29話。
「ぐっ…!じゃあ、お前だったらクスハを守れたと言うのか!?」
「な、何だと!?」
「お前はクスハの何なんだ!?ただの幼なじみか!?それとも恋人なのか!?
クスハはクスハであってクスハでしかないと言うトートロジーで誤魔化すのか!?
あの子の本当の気持ちも知らないくせに…何もしてやれないくせに…
新スパロボ時代はちゃんと人間の女性に興味あったくせに…
偉そうな口を利くな!!」
「はい、ストップ。夢にしたい気持ちもわかるけど…
現実よ」
「えっ…?」
「イングラムはあなたを…あたし達を裏切ったのよ」
「……」
「どうして嘘、つくのかな…かな?」
「…!」
「どうして嘘…つくのかなぁ!?」
「…海賊王になるには剣の鍛錬は欠かせないからな」
「海賊王って…どういうこと?」
「合衆国ニッポンの男なら、誰もがあこがれる職業だろ?…他には黒の騎士団とかさ」
「当たり前だよ。あんな鈍い奴、相手にしたって時間の無駄だもん」
「あらん、わかんないわよ? あの子、年上にモテそうだから…
もしかしてもしかすると、年上の美人からプラーナ供給と偽ってキスされたり、
裸の女性に酔った勢いで襲われたり、年下の女の子と同棲してたりするかもよ?」
「そ、そうなの?」
「…あなた、私を助け出したいんでしょ…?」
「…でも、無駄よ。だって…私はガイヤセイバーズ時代からイングラム少佐のものだもの…」
「…ねえ、ブリット君。あなた、私のこと好きなんでしょ?」
「違います」
「やっぱりそうですよね!そうだと思ってました。私もう分かるんですよ
私に興味がないって事は、もうすぐに分かったんですよ。ただ……
…クスハ汁にはご興味が…?」
「ありません」
「ありませんよね!?やっぱりそうですよね!ないだろうなーっていうのも分かってたんですよ
それは表情とかそういう表面的なものじゃなくて、この辺にボインと来るんですよね。
そうですね…やっぱり興味はなさそうですね。うん…。ただねーすごく見えるんですよ。
うん、間違いない…あなた、エアロゲイターに入りますよ!」
「入りません」
「違うの違うの!わかったわかったちょっと聞いて!
エヴァ劇場版のチケットあるのよ!アニメ見るでしょあなた?」
「見ません」
「見ないのよ!知ってる知ってる!分かった分かったちょっと1回落ち着いて!」
「シロガネを防衛する。私のトロンベを回せ。Mk-Uの方をな」
部下が困るので、なんでもトロンベって呼ぶのやめて下さい。
「ええ。私がゲシュペンストMk-V用に作っておいたものでしてよ。
幸い、予備が複数ありますので、あなた方に差し上げますわ。無料で」
「さらに大サービスで規格の方はすでに私の方で合わせておきましたわ。こちらも無料で」
「た、助かります!」
「礼を言わせてもらう、マリオン・ラドム博士」
「べ、別にあなたの為に持ってきたんじゃないんだからねっ。敵にスパイスを送っただけなんだからっ」
「む? あの機体は…」
「…忘れはしない。広報W氏が命懸けで参戦を伝えた008Rの同型機…!」
「ブラックホールエンジン搭載型のヒュッケバインMk-T…」
「あ、あの…、リオ」
「何? リョウト君」
「作戦が終わったら…こないだの休暇の時みたいに横浜の中華街へ行こうよ」
「そうね、みんなも誘って…」
「そうじゃなくて、二人で…」
「え…!?」
「だ、駄目かな?」
「ダメダヨ」
テンザン「こ、このまま帰ったら、またお仕置きされちゃうよ…!」
そんな感じで、「もう一人で死んでください。復活しなくていいですから」
『リュウセイ・ダテが倒せない』
気がついたら 同じ奴ばかり対決
そしていつも同じで技で死ぬ
あきらめずに、念動フィールド発動するけど
すぐに直撃くらうよ
ネビーイームにいれば 楽に
被ダメを減らせるけれども
何回やっても 何回やっても
リュウセイ・ダテが倒せないよ
あの剣撃何回やってもよけれない
地形効果で回復し続けても
いずれはHP削られる
分身発動も試してみたけど
必中相手じゃ意味が無い!
だから次は絶対勝つために
僕はMAPWだけは最後までとっておく
「何が俺を信じろだ…」
「あ!?」
「何が守ってやるだ!!何がお前が必要だ!!
お前は根性なしだ…イングラム…ただの根性なしじゃねーか…
根性なしのくせに何が、愛しているだ…
夢見させるようなことを言うな!!」
「お前の心にある恐れ…感じるぞ。無理をすることはない。その感情ごと消し去ってくれる」
「恐れ?僕が恐れているのは…リオの調教が終わる前に死ぬことだ!!」
「フ…貴様にも例の力があるようだが、私には到底及ばんな」
「そんな力など必要ない!どうせ2からはサブパイロットだ!!」
「俺だって、ここまで来られたんだ!一矢なりとも報いてみせる!!」
「涙ぐましい決意だな。私とまともに戦えると思っているのか?」
「伊達にディフェンスに定評にあるラッセルと呼ばれているわけじゃない!
それに、あの人のオクトパスプレイに比べれば、お前との戦いなんてマシな方だ!!」